札幌は南2条と南3条の中通り、創成川河畔の西1丁目から7丁目までをアーケードに覆われた商店街「狸小路」をご存知ですか?その歴史は古く明治6年からとされ、北海道でも最古の商店街と言われています。狸小路はその丁目ごとにバラエティ豊かなお店が軒を連ね、土産店や飲食店は地元住民や国外からの観光客で日々賑わっています。中でも西端の「狸小路7丁目」はアーケードも昔ながらの様式で極めてレトロな雰囲気。今回の「狸小路7丁目特集」では、そんな狸小路7丁目に出店するレトロな風情のお店から最新の店舗まで幅広い飲食店6店舗をピックアップしてご紹介。あなたのお気に入りのお店が見つかるかも?
占いも受けられるカフェ!「アルキ&アリエ Cafe Belly Seven」
「アルキ&アリエ Cafe Belly Seven(ベリーセブン)」は、 占い師として札幌で20年以上の実績がある「アルキ&アリエ」のふたりの新店。 コンセプトは、昭和の時代にあったジャズ喫茶。占いのルーツとも言われているエジプトのイメージも取り入れつつ、 店主が好んでいるベリーダンスに使用されるアラブの楽器「ダルブッカ」をモチーフにするなど、遊び心も垣間見える。
人気メニューは「玄米定食(ドリンク付700円)」。無農薬で作られている希少な玄米を使用しているのが特徴だ。
向かいにある「アルキ&アリエ」同様、カフェでも占いも行っている。札幌における、占い師の先駆者的存在であるふたりの 占いは評判が高く、的確なアドバイスを得られる。
料金は20分3,000円からで、事前に電話予約が必要となる。
懐かしさを感じさせるカフェで、占いとお食事を楽しんでみては。
アルキ&アリエ Cafe Belly Seven(ベリーセブン)
住所:札幌市中央区南3条西7丁目6 狸スクエア 2F
TEL:011-206-7339
営業時間:11:00〜18:00
定休日:不定休
平均予算:1,000円
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串とお酒で大満足!串揚げ専門店「福」
「串かつBAR 福」は、20年以上大阪にいたという店主が、 札幌でおいしい串揚げを食べられる店を作りたいと思い、オープンに至った。
店名は、中国において逆さにした福は「幸せが入ってくる」という意味を持っており、縁起がいいとして取り入れた。
串揚げはおまかせのみ。食べるタイミングに合わせて一本ずつ揚げるのは、一品一品、あたたかいうちに食べてもらいたいため。(1本150円)
酒は、ビールや日本酒の他、ワインを多数取り扱っている。店内にはワインセラーが設置されており、軽めの種類が多く取り揃えられている。
店主の好みも反映させつつ、串によく合うものをチョイスしている。
アットホームな雰囲気の中でいだだく串と酒は、リピート必至。
串かつBAR 福
住所:札幌市中央区南3条西7丁目6 狸スクエア 1F
TEL:011-233-5105
営業時間:17:30〜23:00
定休日:日曜・祝日
平均予算:3,000〜4,000円
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こだわりの店内で絶品料理をいただける「Cafe Opela」
「Cafe Opela」は、 アンティーク調の椅子やテーブルと、可愛らしいインテリア小物がオシャレな店内でゆっくり食事がいただける店。
人気メニューは、鶏肉としょうがのカレー「オペライス(750円)」とサンドイッチ。
スパイスを入れる前に鶏肉を入れ、繊維状になるまで煮込むなどの手間がかかるため、仕込みに三日かかる。 時間をかけて作られたカレーは、今までに味わったことのない食感を楽しめる。
サンドウィッチは、店内で作るパンが好評。店主のオリジナルレシピで作られるグラハム粉のパンは、はちみつが入っていて優しい甘さが感じられる。
昼はゆっくりとランチを、夜はお酒を飲みながら食事を楽しめる「Cafe Opela」で、一休みされてみては。
Cafe Opela
住所:札幌市中央区南3条西7丁目7-6 狸スクエア 1F
TEL:011-233-5103
営業時間:12:00〜23:00
休日:不定休
平均予算:1,000〜2,000円
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狸小路の人気イタリアン!「男のイタリアン屋台 suEzou(末蔵)」
狸小路7丁目入口にある「男のイタリアン屋台 suEzou(末蔵)」は、 2010年のオープン当初から客足の絶えない人気店だ。
人気の秘密は、オリジナリティ溢れる創作イタリアン。和を取り入れたメニューなど、今まで見たことがないような料理が多く並ぶ。
調理の際に気を付けているのは、「人によって変える」こと。飲んでいる酒の種類や量、先に食べていた料理によって 味付けなどをすこし変える。客の顔を見て、そのひとにちょうどいい味を作り出す。
店内は店主自らデザインし、実家で使っていた家具を使用したり家族、知人が描いた絵を飾ったりと、 どこかアットホームで暖かみが感じられる。
一度その魅力を体験すれば、「suEzou」の虜になること間違いなし。
男のイタリアン屋台 suEzou(末蔵)
住所:札幌市中央区南3条西7丁目2
TEL:011-222-0301
営業時間:17:30〜25:00(L.O.24:30)
定休日:不定休
平均予算::2,000円〜3,000円
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フレンチと和の融合!仕事帰りにフラリと立ち寄れる店「Bistro 清水亭」
2012年の7月にオープンした「Bistro 清水亭」は、フレンチを中心に和食もいただける店。
シェフの清水氏は、フランスのパリで働いた経験もあり、腕は確かなもの。フレンチ以外では和食店の経験もあり、 その経験を活かしてフレンチと和食を融合させている。
気軽に立ち寄り、お酒を楽しめる店を目指しており、メニューの中心は酒を飲みながら食べるフレンチベースの「つまみ」。
魚は北海道以外のものを使うようにしており、なかなか道内では手に入らない珍しいものを提供している。
酒は日本酒、焼酎、ワインを置いている。カクテルなどは提供しておらず、料理に合うものを基準に選んでいる。
一度体験すれば、気付くと足がまた「Bistro 清水亭」に向かうことだろう。
Bistro 清水亭
住所:札幌市中央区南3条西7丁目6 狸スクエア 1F
TEL:011-233-5106
営業時間:12:00〜15:00
17:00〜23:00(金・土曜日は24:00まで)
定休日:日曜日・第3月曜日
平均予算:2,000円
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食事も、カフェ使いも、パーティも!オールマイティーな「カレー&ごはんカフェ ouchi」
今年10周年を迎える「カレー&ごはんカフェ ouchi」は、 一杯一杯丁寧に作るスープカレーが人気の店。
人気なのは、さらさらタイプの「チキンベジタブルスープカレー(995円)」。
観光客には、北海道を丸ごと味わえる 「アイ♥ラム北海道ベジタブルスープカレー(とろとろ:1,260円・さらさら:1,310円)」が人気。
スープカレー以外のメニューも豊富。コースメニューに含まれている「似顔絵ケーキ」は、事前に渡される写真を元に スタッフがすべて手作りで作り上げており、誕生日などの祝い事にピッタリ。
お腹いっぱい食べたり、カフェとして一休みしたり、祝い事で盛り上がったりと、様々な用途に活用してみては。
カレー&ごはんカフェ ouchi
住所:札幌市中央区南3条西7丁目7-26
TEL:011-261-6886
営業時間:11:30〜23:00(L.O.22:00/日祝は20:00まで)
定休日:不定休
平均予算:1,000〜3,000円
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