ほっこりするおでんがいただける

平岸駅のすぐ側に店を構える「おでん酒場 Occhi（オッチ）」は、札幌市内に複数支店を持つ「Choi」の姉妹店として、2015年10月20日にオープンした。メインのおでんとポテトサラダのほか、一品料理やスイーツも取扱っている。

店長の逢坂さんは今までChoi系列で働いてきたが、おでんに関わるのは初めて。様々な店を食べ歩き、研究を重ね味付けを作り上げたのだとか。昆布、かつおぶし、干ししいたけに塩を加えたおでんは、関西風に近いあっさりした味付け。素材の味がしっかりと感じられる優しいダシが沁み込んだおでんは、どこかほっとする一品だ。
具材は、大根、たまごなどの定番のものや、丸ごと一個のトマトなど多数。食事をしたい人向けの「夜ご飯セット（1,800円）」が人気で、早い時間から賑わっているとのこと。少し遅い時間になると、酒と合わせておでんをいただきたい人が増えるのだとか。
おでんと並ぶメインメニューであるあっさりとしたやさしい味の「ポテトサラダ」は、「いぶりがっこ」「たらこ」など週替わりで数種取扱っている。
また、質の高いスイーツもOcchiの特徴のひとつ。桝に入ったティラミス、その名も「ティラマス®」や「栗山町ほっこりかぼちゃのチーズケーキ」など、製菓の専門学校出身でChoi系列のスイーツを担当していた逢坂さんの腕が光る品々がいただける。ちなみに逢坂さんのオススメは、スイーツ+ハイボールとのこと。

ほっこりするおでん

手作り焼きがんも

トマト

鮭節のあぶらうどん

温かく迎え入れてくれるアットホームな店

「Occhi」は料理もさることながら、店の雰囲気も含めアットホームな店であることを信条とし、「いらっしゃいませ」ではなく「おかりなさい」で客を迎えるスタンスを取っている。
店長を含めスタッフは女性のみ。まるで家にいるような気持ちで食事や酒を楽しんで欲しいという思いが受け、今では先に「ただいま」と口にして店に訪れる常連客も増えて来ているのだとか。
路面店なのでふらりと入りやすく気軽におでんや一品料理がいただけるのと、豊富な日本酒や導入店舗が少ない「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」もあるなど、食事と飲みのどちらにも対応しているため、常に店内は賑やか。カウンター席でスタッフや常連との語らいを楽しむもよし、テーブル席で料理や酒をじっくり堪能するもよしの「おでん酒場 Occhi」に、是非一度足を運んでみては。

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