産地・酒蔵とともに北海道の地酒を紹介します!

北海道の日本酒を応援!北海道地酒特集

この記事を書いたひと:サイトウ
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40代に突入し、アルコールへの耐性が低下しつつも日々取材にはげんでいます。

北海道の地酒、人気上昇中!

北海道の地酒は、長い間あまり良い評価を得られていませんでした。

しかし、近年誕生した北海道の酒米である「初雫(はつしずく)」、「吟風(ぎんぷう)」、初雫と吟風を交配させた「彗星(すいせい)」が、その評価を覆しつつあります。

初雫は2000年、北海道初の酒造好適米として優良品種となり、同年二番目の酒造好適米となった吟風は、2003年に同種100%使用の完成酒が全国新酒鑑評会で金賞を受賞するに至り、本州産の酒米と対等にわたりあえる実力を示しました。

長く軽視されてきた北海道の地酒が、米の品質向上と共に見直されてきています。

そもそも日本酒とは?

日本酒は、「米、米麹及び水を原料として発酵させて、こしたもの」と定義されています。

重要なのは「」と「」であり、これらの質と蔵元の技術によって、日本酒の質が左右されます。

酒に使う「酒米(さかまい)」は精米のとき、普通の米よりも削る必要があるため、大きい粒であることが必要となり、また酒を造るのに適した品質が求められます。

また、水は硬水と軟水に分けることが出来ますが、カルシウムやマグネシウムを多く含んでいる硬水は発酵を盛んに行うため辛口の酒を、軟水は発酵が少ない分まろやかな甘口の酒が作られる傾向があります。

しかし、軟水でも辛口を作ることも、逆に硬水で甘口を作ることも可能です。

北海道の地酒について

前述のとおり、長く軽視されてきた北海道の地酒が評価されてきています。それは米の品質向上もさることながら、酒蔵それぞれがオリジナル性の高い商品を生み出し、全国に向けて販売していることが理由にあります。

以前は地域に根差した酒がその地域のみで消費されるだけだったものが、様々な手を講じて多くのひとに飲んでもらえるように働きかけてくようになったからこそ、北海道の地酒の認知度も上がって行っています。

おすすめの北海道地酒はこちら!

1.純米吟醸 北斗随想(小林酒造/栗山町)

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米、水、杜氏すべてが純北海道産の純米酒。
「地元の米と水を使った道産子の杜氏による全国に誇れる道産酒を造りたい」という熱い志が具現化された、米、水、杜氏すべてが純北海道産の純米酒。米は吟風・彗星を100%使用している。やや辛口タイプだが、フルーティな吟醸の感じがほんのりとしており、力強い料理との相性が良い。店頭販売を行っていないレアな一品。

アルコール度:16.5度
精白歩合:45%
日本酒度:+2
蔵元:小林酒造株式会社
産地:栗山町

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※取り扱いが終了している場合がありますので、事前に店舗にご確認ください。

2.十一州純米吟醸(日本清酒/札幌)

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「北海道」を意味する名前の純米吟醸。
辛口で、飲み口がきめ細やかなのが特徴。
「十一州」とは明治時代に北海道を11の州に分けたことから、「北海道」を意味している。
北海道米「吟風」を使用し、飲み口がきめ細やかでリッチ辛口な味わいが特徴。
北海道を代表する地酒に育てたいという思いが込められた酒なので、北海道の食材と共にいただくのがオススメ。

原料米:新十津川町産酒造好適米「吟風」100%
アルコール度:15〜16度
精白歩合:55%
日本酒度:+3
蔵元:日本清酒(株)
産地:札幌市

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3.金滴彗星 大吟醸(金滴酒造/新十津川町)

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昔ながらの丁寧な技法で造られた純米大吟醸生。
最近全国的にも注目されている、地元空知産の酒造好適米「彗星」を使用。手洗いによる限定吸水、麹蓋による麹作りと、昔ながらの丁寧な手作りの技法にこだわり造られた純米大吟醸生。
米が磨かれている分キレがあるが、彗星ならではのふくらみもあり、コメの旨味が広がっており飲みやすい一品。

金滴彗星:純米大吟醸
原料米:空知産彗星
日本酒度:+3
精白度:40%
アルコール度:16〜17度

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4.純米吟風国稀(国稀酒造/増毛町)

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増毛産の酒造好適米「吟風」で作った辛口酒。
暑寒別岳連峰を源とする質の良い水で作られる國稀は既に有名だが、こちらは地元である増毛産の酒造好適米「吟風」で作ったもの。
厳選した吟風を磨き、南部杜氏の伝統の技で醸している。純米酒のコクがありながらさわやかな後味ですっきりとしているのが特徴。
辛さが際立っており、料理を引き立てるさっぱりとした味わいとなっている。

アルコール度:15度
精白歩合:65%
日本酒度:+4
蔵元:國稀酒造株式会社
産地:増毛町

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5.大雪乃蔵 鳳雪(大雪乃蔵/旭川)

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大雪山系の清冽な伏流水で造られた、キレの良い喉越しの大吟醸。
大雪山系の清冽な伏流水と冷涼な気候により造られた果実を思わせる香りに、キレの良い喉越しの大吟醸。
「超低温長期もろみ」を使用し、丹精込めて醸し上げた極みの一品。
やや辛口で、コクがありつつもさっぱりとした味わいで、魚との相性が抜群。
洗練された香りとキレ味を楽しめる一品。

アルコール度:16〜17度
精白歩合:40%
日本酒度:+4
蔵元:大雪乃蔵
産地:旭川

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6.札幌杉ノ目 神威岬(杉ノ目オリジナル)

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杉ノ目の社長自ら指揮を執り、試行錯誤の末作られた一品。
杉ノ目の社長自ら指揮を執り、試行錯誤の末作られた思いのこもった一品。
機械を極力使わない手作りの製法で作られ、後口がすっきりした優しい味わいを楽しめ、「飲みやすい」と普段はあまり飲まないような女性からの人気も高い。
杉ノ目の他、系列店(炉ばた焼 ウタリ、生ラムジンギスカン 山小屋、しゃぶしゃぶ成吉思汗 景勝園)でしか味わえないプレミア品。

アルコール度:15〜16度
酸度:1.3
日本酒度:+6
蔵元:日本清酒
産地:札幌市

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7.大吟醸古酒 国士無双 初代 鐡三郎(高砂酒造/旭川)

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高砂酒造 国士無双の最高峰。
高砂酒造の創業者である「小檜山鐡三郎」の熱き魂を受け継いだ、国士無双の最高峰。
全国新酒鑑評会で金賞を受賞した大吟醸を寝かせて古酒にしたことにより、大吟醸独特の華々しさが落ち着いて、甘さもありながらさっぱりとした飲みやすい仕上がりになっている。
加えて歴史を感じさせる味わいも楽しめる珠玉の一品だ。

アルコール度:17〜18度
酸度:4.0
日本酒度:+4
蔵元:高砂酒造
産地:旭川市

8.倶知安産【彗星】一回火入れ純米酒 二世古(二世古酒造/倶知安町)

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二世古酒造、加水なしの原酒。
水、空気、環境にこだわった酒造を続けてきた二世古酒造。
近年代替わりをし、味が見違えるほど向上し、人気を得てきている。
加水調整をしない原酒で、北海道の酒造好適米「彗星」を産地別に樽を分け、酒を造っている。すっきりとした味わいと芳醇な香りを兼ね備えた、飲み応えのある一品。

精米歩合:55%
アルコール度: 18度
日本酒度:+5
蔵元:二世古酒造
産地:虻田郡倶知安町

9.北の勝 大海(碓氷勝三郎商店/根室)

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地元根室で、一番売れている銘柄
碓氷三郎商店がある地元根室で、一番売れている銘柄である「北の勝 大海」。
口当たり良く飲みやすい甘口で、明治20年9月に根室市で誕生し、長年愛されている銘柄だ。
自然に恵まれた環境、酒造りの基本に徹した伝統の技術によって作り出された、芳醇でデリケートな味わいは絶品だ。

精米歩合:70%
アルコール度:15〜16度
日本酒度:+2
蔵元:碓氷勝三郎商店
産地:根室市

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10.男山 北の稲穂 吟風 特別本醸造(男山株式会社/旭川市)

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名酒・男山の北海道地酒
江戸時代から古今第一の名酒として知られ、国内外の酒類コンクールにおいて数々の金賞受賞に輝いている伝統の名酒・男山が通年品で初となる北海道産酒造好適米「吟風」を100%使用した「男山 北の稲穂 吟風 特別本醸造」。
淡麗ですっきりとした辛口に仕上がっており、近年注目の酒米の味わいと、伝統の造りの融合を楽しめる一品だ。

精米歩合:60%
アルコール度:15度
日本酒度:+3
蔵元:男山株式会社
産地:旭川市

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11.北育ち(日本清酒株式会社/札幌)

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札幌が誇る酒造蔵元、日本清酒の銘柄「北育ち」。
札幌が誇る酒造蔵元、日本清酒の銘柄「北育ち」。
道産酒造好適米「吟風」を40%まで磨き、大吟醸にもひけをとらない風味豊かな吟醸生詰原酒。
開封時に立ち上がる吟醸香は、熟した果実のような甘い香り。フルーティながらさらりとした味わいで、甘口の白ワインを想わせる、女性にもオススメの一品。

精米歩合:40%
アルコール度:17〜18度
日本酒度:+4
蔵元:日本清酒
産地:札幌市

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12.純米酒 福司(福司酒造株式会社/釧路市)

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幅広い層に人気の釧路の名酒。
さらりとした飲み口で、やさしく広がる旨味が特徴。
使用している北海道産酒造好適米「吟風」は全国新酒鑑評会でも金賞を受賞しており、醸造されたお酒は味の丸さや柔らかさに高い評価を得ている。
深い味わいが出やすく、福司の味も最大限に活かしている。料理との相性もよく、幅広い層に人気の銘柄だ。

精米歩合:60%
アルコール度:14度
日本酒度:+4
蔵元:福司酒造株式会社
産地:釧路市

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13.北の錦 純米 山廃 白蛇ラベル(小林酒造/栗山町)

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1回火入れの山廃純米酒。
北海道の酒造好適米「吟風」を使用した、1回火入れの山廃純米酒。
爽やかな酸味とまろやかさ、スムーズな口当たり、コクのある旨みがあり、飲み心地の良い仕上がりになっている。
今まで山廃は苦手としてきたひとにこそ飲んで欲しい銘柄だ。
小林酒造の蔵元「小林家」のお守り「白蛇」をモチーフにした新たな「北の錦」を、是非一度ご賞味あれ。

アルコール度:15〜16度
精白歩合:70%
日本酒度:±0
蔵元:小林酒造株式会社
産地:栗山町

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14.北の勝 鳳凰(碓氷勝三郎商店/根室)

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人気銘柄「北の勝」シリーズの逸品。
碓氷三郎商店の人気銘柄「北の勝」シリーズの一つ。
一番有名な「大海」同様、自然に恵まれた環境、酒造りの基本に徹した伝統の技術によって作り出された、芳醇でデリケートな味わい。
若干「大海」より米の甘味が強いのが特徴。スッキリしていて飲みやすく、長年親しまれている銘柄だ。

精米歩合:70%
アルコール度:度
日本酒度:+1
蔵元:碓氷勝三郎商店
産地:根室市

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15.特別純米酒 まる田(小林酒造/栗山町)

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小林酒造・小林家の屋号を冠した名酒。
「まる田」は製造元の小林酒造・小林家の屋号であり、脇田杜氏が北の錦を醸す歴史の中で「道産米で造る現時点での最高峰純米酒」にこの名前が付けられるとのこと。
北海道の酒造好適米「吟風」を使用しており、香りよく非常に品の良い端麗な飲み口に仕上がり。
柔らかく軽い口当たりのため、飲みやすく多くのひとに愛されている銘柄だ。

精米歩合:55%
アルコール度16〜17度
日本酒度:+4
蔵元:小林酒造
産地:栗山町

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16.親玉 にごり酒(合同酒精株式会社/旭川市)

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小樽の老舗「北の誉酒造」のにごり酒。
小樽市に1901年に創業した「北の誉酒造」のにごり酒。
丁寧に仕込まれた酒をもろみの型をくずさずに瓶詰めし、甘酒のようでありながら、日本酒本来の濃醇な味わいが特徴。
甘さやまろやかさの中にスッキリとした味わいもあり、にごり酒ファンの中でも人気の銘柄だ。
濃すぎもせず薄すぎでもない、絶妙な味わいがリピーターを呼んでいる。

精米歩合:75%
アルコール度:14〜15度
日本酒度:-18
蔵元:北の誉酒造株式会社
産地:小樽市

17.国稀 佳撰(国稀酒造/増毛町)

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知名度に劣らぬ優秀な地酒。
北海道増毛の酒蔵「國稀酒造」の名を冠した、國稀酒造の代表作。
札幌で最も飲まれている銘柄のひとつであり、知名度と比例して味も優秀。
暑寒別岳連峰を源とする質の良い水で作られ、辛みを抑えつつ、甘くもないスッキリとした飲み口と旨味が人気。
料理との相性もバッチリなところも、ファンの心を掴んで離さない。

精米歩合:65%
アルコール度:15.5度
日本酒度:+2
蔵元:國稀酒造
産地:増毛町

18.金滴 吟風(金滴酒造/新十津川町)

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2011年発売の金滴4文字シリーズ
2011年発売の金滴4文字シリーズの一つ。
米はすべて北海道の酒造好適米である「吟風」「彗星」を使用しているのが特徴で、吟風は蔵の地元、新十津川産のものを使っている。
香り高く味わい豊かな飲み応えが人気を呼んでいる。
今までの北海道の日本酒のイメージを変える要因にもなった金滴シリーズを、是非一度ご賞味あれ。

精米歩合:50%
アルコール度: 16〜17度
日本酒度:±0
蔵元:金滴酒造
産地:新十津川町

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