ワインに合う新しい餃子
「果皮と餡(kawa to ann)」は、イタリアン、フレンチを取り入れた餃子とワインを味わえる店として、2017年3月にオープンした。
姉妹店である「Teatro di Massa(テアトロ ディ マッサ)」「TOTTO(トット)」のシェフとアイディアを練り作り上げている餃子は、今までにない新しいものばかり。北海道産はるゆたかを使用した自家製の皮に包む餡は、パテの中身のようなワインに合うものをイメージしている。定番の豚肉だけではなく、エゾ鹿肉や鴨肉などのジビエや、牡蠣や甘エビといった魚介類も取り入れているほか、野菜がメインの餃子も提供している。
豚肉には白レバーやフォアグラを混ぜてまろやかで濃厚な味わいにしたり、鹿肉にはクミンを合わせてカレー風味にしたりと、メインの食材に合わせてほかの食材や味付けを考えている。
パテをイメージしていることから餡にはキャベツの代わりにねぎやレンコンを入れているが、餃子の上にキャベツとアンチョビペーストをのせて「餃子らしさ」を表現しているとのこと。
洋の餃子・和の一品×豊富なワイン・自家製ドリンク
一品やつまみメニューは、餃子が肉を使用していることから野菜や魚介類を使った料理を多く提供している。餃子にはイタリアンやフレンチが多いが、一品には「知床鶏 とりわさ」や「鶏肉とごぼうの炊き込みご飯のおにぎり」といった和の料理も。メインである洋の創作餃子やつまみでワインを楽しみつつ、〆にはおにぎりという、和と洋を楽しめるラインナップとなっている。
ワインは料理との相性が良いスパークリング、白ワイン、赤ワインを取り揃えている。ワイン以外にも、店名に「果皮(kawa)」とあるように、果物を皮まで使用した自家製ドリンクを豊富に扱っている。現在(2017年4月)はりんご、オレンジ、バナナがメインだが、季節に合わせて種類を増やしていく予定だ。
ヨーロッパで流行りつつあるという「餃子×ワイン」をいち早く取り入れた「果皮と餡(kawa to ann)」。ひっそりとたたずむ隠れ家のような店内で、新しい餃子をワインとともに堪能してみては。
マップ
店舗情報
店名 | 餃子とワイン 果皮と餡(kawa to ann) |
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住所 | 札幌市中央区南1条西7丁目11-2 癒し床屋 金太郎 2F |
電話番号 | 011-251-5623 |