こだわり抜いた上質な寿司が魅力
2016年1月にオープンした「すし家 みや津」は、熟練の技が光る寿司と選び抜かれた日本酒がいただける店だ。
ネタは20~25種ほど。ネタごとに熟成させたり油や臭みを抜く処理をしたり、魚の特性や味に合わせて前処理をすることで、ネタの良さを最大限に引き出している。近年の発達した冷凍技術を取り入れるなど、江戸前の伝統を引き継ぎつつ、新しい技を実践し、より美味しいネタを提供するように努めている。
シャリにもこだわっており、米の炊き方、味付け、握りの大きさや形に至るまで、試行錯誤を繰り返し、店主独自のものを生み出している。
メニューは基本的に「おまかせ」で、値段は7,000円ほどから。ネタの好みや、「今日は酒をたくさん飲みたいからつまみを多めに欲しい」「つまみは控えめで、寿司を堪能したい」など、その日の気分を聞いて出す刺身やネタのバランスを考えて提供しており、「おまかせ」としつつもきちんとコミュニケーションをとり、ひとりひとりに合わせたコースになるよう心掛けている。また、「飽きられないように」という思いから、同じお客さんに同じ流れで刺身やネタを出さないことを心掛けており、バリエーションを変えて提供しているとのこと。いつでも新しいコースを楽しめるとあって、何度も足を運ぶ常連客も多い。
酒好きが喜ぶ選び抜かれた日本酒
「すし家 みや津」の特徴のひとつが、日本酒好きの店主が仕入れて提供している日本酒だ。
時間が経つと質が落ちるため、開けたらすぐ飲みきれるように数を抑えて7~8種ほどを提供している。少ないからこそ、良いモノのみを仕入れるようにしているとのこと。店主の好みである山形の銘柄、純米や純米大吟醸を中心に、本州から選りすぐりの銘柄を選んでいる。時には店主自ら足を運び、味を確かめて仕入れるなどそのこだわりは強く、酒好きの客も大満足のラインナップとなっている。
「すし家 みや津」のこだわりと技術が詰まった寿司と選び抜かれた日本酒を、是非一度味わってみては。
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