洋食のエッセンスが活きた新感覚中華
店主の山内さんは北見出身。地元のイタリアン・フレンチのシェフとして腕を磨いた後、中華料理屋を営む父の影響で中華に転身。札幌市内の老舗ホテルや町の中華料理店の料理長を経て、勤めていた札幌駅北口のお店を買い上げる形で独立。2020年に現在の場所に移転し、今に至っている。
そんな山内さんが手掛けるのは、「あぶらっこい・ボリュームが多い」というイメージを覆す新しい中華。
そもそもなぜたくさんの油を使うのかという部分を突き詰め、香りや味をしっかりつけたラー油、ネギ油などの自家製油を作り出し、最低限の油で過度のこってり感をなくしつつも味わい深い中華を作り出した。
油以外にも手作りできるものはすべて自家製。これは自分が美味しいと感じるものを提供したいという思いから。そのためには一から作ることで自信をもってお客さんに提供でき、お客さんへの細やかな説明もできるという。
満足いく味を追求するため試行錯誤し、手間暇かけて作り上げた料理はどれも絶品。
人気メニューは肉汁が詰まったジューシーな焼き餃子(冷凍でテイクアウト可)や、国産豚バラを4時間じっくり炊き、脂身、コラーゲン、ホロホロの食感のバランスが抜群の酢豚、お酒のお供にピッタリのネギザーサイなど。
洋のエッセンスが感じられる一品として、麻婆豆腐をパイに包んだ「麻婆豆腐ホットパイ」や、手作りの生地に中華の食材を乗せて焼き上げるピザなどもオススメだ。
量も基本は1人前(2~3人前提供も可)で、ひとりで訪れても複数の料理をオーダーできるのが嬉しいポイント。グループでの食事はもちろん、ひとりでのちょい飲みができる中華は珍しく、人気を呼んでいる。
ランチ、昼飲み、一人飲み、グループでの飲み会、リッチなコースも。多種多様な楽しみ方ができるお店
平日限定のランチタイムは昼飲み可能なこともあり、朝まで営業している飲食店のスタッフがお客さんを連れて訪れることが多いが、不動産が多いエリアも近くにあることからサラリーマンも昼食を食べに来ることも多いのだとか。
前もっての予約であれば普段提供していないメニューも柔軟に対応してくれるうえ、場所柄シャンパンを提供していたり質の良い甕出し紹興酒(5年物)を提供しているため、ちょっとリッチなコースで特別な時間を過ごすことも可能だ。山内さんのこだわりが詰まった絶品中華を味わいに、ぜひ足を運んでほしい。
主なメニュー
ランチ
ランチセット (鶏ガラスープ・サラダ・ごはん・ごはんのお供3種盛り+メイン7種から1品チョイス) 麻婆豆腐:1,000円 牛肉と卵の甘辛炒め:1,280円 黒酢酢豚:1,080円 海鮮4種の黒こしょう炒め:1,080円 エビチリ:1,000円 茹で豚とキャベツの甘味噌和え:1,000円 ユーリンチー:950円 |
950~1,280円 |
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あんかけ焼きそば (サラダ・スープ付き) しょうゆ味 or しお味 |
1,050円 |
フード
葱ザーサイ | 330円 |
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ゆんろんポテト | 450円 |
特製焼き餃子(2個) 水餃子(3個) 揚げギョーザ(3個) |
各400円 |
黒烏龍茶のスモークチーズ | 430円 |
麻婆豆腐 | 650円 |
四川鶏ピザ | 800円 |
黒酢酢豚 | 650円 |
エビチリ | 650円 |
コース
ゆんろんのイチオシ 前菜3種/餃子2個/麻婆豆腐/春巻き1本/エビチリ/黒酢酢豚/ライス or チャーハン |
3,200円 |
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創作中華 前菜3種/タラバガニと蒸しウニのカニ玉/牛カツの香味ソース/ホタテのチリソース/フカヒレのステーキ(姿1枚分/〆の麻婆焼きそば |
7,800円 |
ドリンク
プレミアムモルツ 神泡 | 500円 |
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ハイボール濃いめ:550円 | 500円 |
甕出し紹興酒ロック・ストレート・ソーダ割 | 500円 |
黒ウーロンハイ | 500円 |
生ビールタワー1.5L | 2,700円 |
シャンパン各種 | 15,000円~ |
店舗情報
店名 | 中華バル ゆんろん |
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住所 | 札幌市中央区南7条西4丁目2 五條ビルDEUX 3F |
電話番号 | 011-511-8338 |
営業時間 | 月曜~木曜 12:00~15:00/18:00~24:00 金曜 18:00~2:00 土曜 18:00~24:00 |
定休日 | 日曜・祝日 |
平均予算 | 1,000円/4,000~5,000円 |